【英語】have been to と have gone to

こんばんは。塾長のタカハシです。

昨日の講習のひとコマからのお話です。
中3英語では、現在完了形について扱うのですが、
中でもよく間違えやすいのは

have been to と have gone to

です。

中2の終わりごろから、動詞の「過去分詞」について
学ぶのですが、どうも、英語の「動詞の考え方」について
きちんと説明されていないのかな…と、最近よく思います。

たしかに、まともに説明しようとすると…
英語学の話となるので、中学・高校の守備範囲を大きく
越えてしまうことになります。

ですが、

「英語の動詞はこういう考え方で使う!」

ということは、日本語と大きく異なるので、
これだけでも1~2時間、しっかりと説明する時間は、
あったほうがよいのでは…と思っています。

動詞の「相」

日本語もそうなのですが、動作をおおざっぱに分けると
「はじまり」「まっ最中」「終わりごろ」「終わり」
という場面になると思います。

*現在形/過去形
 →する/した場面全般をいいます。

*進行相(~ing)
 →している「場面」をいいます。
  「はじまり」の場面、している「まっ最中」の場面、
  「終わりごろ」の場面、「終わり」の場面、
  そのそれぞれの場面を、1コマにして切り取るイメージ
  です。

*完了相(過去分詞)
 →行為の「終わりごろ全般」をいいます。
  ある行為が終わるということは、行為の結果を
  「受け取る」相手が出てくることになるので、
  受動態で使われるのは、この過去分詞です。

 また、現在完了形は「行為の終わりごろの状態を持つ」
 というイメージになるため、have+過去分詞となります。

 もう一度言います。

現在完了形は、「行為の終わりごろの状態を
持つ」というイメージなので、have+過去分詞

です。

存在の”be”と、行く動作の”go”

では、have+過去分詞の世界で、「行ったことがある」
と表現できるのは、have been to なのか、
have gone to なのかを考えてみましょう。

・have been to → 「目的地で存在し終える状態を持つ」
・have gone to → 「出発して、目的地に着いた状態を持つ」

そうです。「行ったことがある」なのは、have been to です。

have gone to にすると、
「出発して、目的地に着いた状態を持つ」

つまり、「行く」の動作が完結した状態となり、
「行ったことがある」という表現にはなじまなくなります。

そして、have gone to の意味は
「(もう)行ってしまった」ということとなります。

(文法的には「完了用法」となりますね。)

熟語だからといって、形にとらわれないで!

確かに、熟語は反復して書いたり口にしたりすると、
インパクトが残って覚えやすくなります。
これは、語学ですから、否定しようがありませんね。

とはいっても。

形ばかりにとらわれてしまうと、英文を読むのが、
だんだんと苦痛になってきてしまいます。

英語を英語のままでスムーズに理解するには、
1語1語の持つ意味をイメージできるようになることが
本当は一番の近道となるはずです。

まあ、その他にもテクニックはたくさんありますが…

感覚やイメージに訴えかけつつ、理論的なことも学ぶと、
さらに習得スピードは速くなります。

そもそも、完了形というのは、
「した状態を持つ」のですから。

継続用法、完了用法、経験用法なんていうことを気にするより
言葉のイメージを表してから、どう解釈するかということを
気にした方が、楽しく学べるのではないかと思います。

以上、きょうのレクチャーの一コマでした!
今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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