4.道産米をめぐる歴史

*概要
 北海道の米作りの試みは、1661年、いまの北斗市大野で行われたことに始まる。
 稲作の成功は、1850年に大野の高田万次郎、1855年に銭亀沢(函館市)の
 庵原函斎、と、渡島で見られた。
 中山久蔵も、高田万次郎から稲作を教わった。

 その後、1873年に中山久蔵が島松沢(北広島市)で稲作に成功。
 トノサマバッタの食害、北海道開拓使設置に伴う水路の変更、
 北海道での稲作の禁止など、さまざまな苦悩を経て、
 1883年には、札幌と亀田に稲作試験場が設置される。
 1920年には、北海道産米100万石達成。

 戦後、1961年に収穫量日本一達成。
 1979年に銘柄間格差が導入されると、北海道産米は最低ランクとされたが、
 それから5年で、良食味米の「ゆきひかり」誕生。
 以来、「きらら397」「ほしのゆめ」「ななつぼし」「ふっくりんこ」
 「おぼろづき」「ゆめぴりか」と、名だたる北海道産ブランド米が誕生。
 2009年には、「ゆめぴりか」「ななつぼし」が食味ランキング「特A」に輝く。

*北海道稲作の課題
 耐寒→量産→食味。 現在では、この3拍子がそろい、北海道産米は一気にスターダムを駆け上っている。

参加者さんの感想


・自分一人だけではきっと、この偉業はなしえなかっただろうから、
 奥さんや周りの人にも恵まれたのではないか、と思う。
・北海道に良い影響を与えたのに、あまり知られていなかったのはちょっと残念。
・自宅の食卓に登るお米も、最近では道産米に変わった。
 このようにして、人の生活習慣を変えるほどのストーリーが、長い年月をかけて
 いろいろな人により受け継がれてきたことが素晴らしいと思った。

お忙しい中ご参加いただき、ありがとうございました!